びびりおん伝〜新興の魔術師と呼ばれた男〜
びびりおんは2ch株板(現在の5ch投資一般板)において、2003年から数年間、BNF、uoa、cisらと並んで個人投資家の求心点だった人物です。
彼らと同等、あるいは彼ら以上に個人投資家全体に影響を与え、 特にcisに開眼するきっかけを与えたのは有名な話です。
個人投資家は倒産の心配のない東証1部の大型株をやらなければならない、そんな偏見が今以上に言われていた時期、
びびりおんは新興市場のトレードで瞬く間に資産を増やします。
その既存の考えにとらわれない姿勢は多くの追従者を生み、いつしかこう呼ばれるようになります。
新興の魔術師−
1.びびりおん基本情報
1978年4月生まれ。東京都出身。2001年3月、早稲田大学理工学部を卒業後、就職先が決まらず、そのまま専業トレーダーへ。
1978年3月生まれのBNFとはびびりおんが一つ下の学年、1979年3月生まれのcisとは同学年になります。
2.ハンドルネーム
ハンドルネームは「びびり投資家」「びび●」「びびりおん」等があります(このホームページでは「びびりおん」で統一します)。
由来はそれぞれ
になります。
呼ばれ方は、びびり、びびりん、びび、びびりおんの他は、おんりーさん、おんりーびびりおん、おんりーしびりおん、親友、イケメン隠居人、バージニア神、etcがありますが、このように呼ばれるのは必ずしもびびりおんは好んでいません。
リアルでは「びびさん」と呼ばれている。
トリップは
2002年12月〜2005年11月:◆reG3XheLbA
2006年8月9日:◆QRY2pEwfTE (※一日のみ)
2006年8月9日〜:◆Ywoo5Imj1A
になります。
3.用語
このサイトで使う用語を定義しておきます(管理人が説明の便宜上使うためのものでびびりおんがこれらの用語を使っているわけではありません)。
・全体相場…市場の多くの銘柄が同じ方向に動く地合のこと。高値更新の上昇トレンドに多い。
・跛行色(はこうしょく)相場…市場全体に上昇する銘柄と下落する銘柄がまちまちで値動きも長持ちせず、方向性のない地合のこと。レンジ相場に多い。
※跛行色は差別語と言う指摘もありますが、相場用語として差別の意図なく一般的に使われており、各種相場用語サイトにも載っていることからそのまま使います。
・個別株相場…市場全体は冴えない動きの銘柄が多いが、特定のある銘柄だけ上昇トレンドを描く地合のこと。その銘柄が好業績なら業績相場、値嵩株なら値嵩株相場と言う時もある。下落後のリバウンド相場に多い。
4.トレードを始めたきっかけ
びびりおんがトレードを始めたきっかけは、
種銭は
「途中で種銭増やしてるからな・・まあ200万ぐらいでしょうか・・」(2003年5月29日23時14分r)
になります。その200万は、
「ぶっちゃけ親から借りてる」(2003年9月26日20時42分)
となります。
最初のトレード体験は
「俺も最初は野村のバーチャルトレードで始めましたよ。ITバブルのころだったから、簡単に増えまくって株ってすごく簡単だねと思いますた」(2003年11月11日20時56分)
「遊びでバーチャルトレード半年ぐらいやってました。ただ株取引やろうと決めてからは、すぐに始めましたけど」(2004年4月27日20時52分)
ということです。リアルでのトレードは
「最初に株を買ったのは、1999年秋ですな」(2003年10月25日11時32分)
「21歳のとき」(2003年11月1日14時54分)
になります。
当初は
と言っています。
「それまでの勝ちをほとんどぶっ飛ばす負け」というのは
と言うことです。
専業でいけると思ったのは
(1千万まではトレード始めてから)「2年ぐらいじゃん」(2003年10月23日13時47分)
と言っています。
5.就職
就職に関しては
「一度も就職したことはありませんね」(2005年2月11日13時55分)
と言っています。
(就職を考えたことは)「ないというか全部落ちた」(2006年8月10日1時12分)
と言うことであり、志望先は
「大体がシステム開発系」(2004年11月24日16時58分)
と言うことです。
びびりおんが就職活動をした2000年(2001年3月卒)は早稲田大学の理工学部を出ていても就職先が決まらない就職氷河期でした。
2000年6月にはびびりおんと同級生の早稲田大学四年生が就職先が決まらず高田馬場駅で飛び込み自殺をする痛ましい事件もありました。
ただ、びびりおんは
「就職はできなくても結果的にはよかったわけだし・・」(2005年5月19日22時09分)
と言っています。
専業トレーダーが全く知られていない時代と言うこともあり(基本的に個人投資家が世間の注目を浴びるのは2005年12月のジェイコム事件から)、就職を勧める声は2chでも常にありました。
と言っており、先行者ならではの偏見に直面しています。
まだネットトレード黎明期であり、全てが手探りの時代でした。
6.目次
第一章 トレード方法
第二章 2chとcis
第三章 苦悩
第四章 趣味とブログ
第五章 トレード相談
第六章 雑誌
第七章 苦悩再び
第八章 新興の魔術師@
第九章 新興の魔術師A
第十章 終わりに
HOME>びびりおん伝TOP>第一章 トレード方法