uoaのトレード方法について②
8.ホームページ
8-1.225先物の取引
8-2.中長期投資
8-3.日記
8-4.オススメサイト
8-5.プロフィール
8-6.運用成績
9.雑誌取材
10.失踪
11.uoaの影響と評価
12.uoa以後の株板
13.主な発言
uoaは1億円達成記念にホームページを公開します。現在は削除されていますが、わずかに残されたキャッシュからその中身をうかがい知ることができます。
ホームページは、225先物投資についてのページ、中長期投資についてのページ、日記やプロフィール、運用成績についてのページの3部構成になっています。
http://web.archive.org/web/20030802212938/http://speculations.zero-yen.com:80/
先物は1日2回程度取引しており、時間は10分から長くて4時間程度ホールドしています。
http://web.archive.org/web/20030724114528/http://www3.diary.ne.jp:80/user/334337/
「だんだん上値が重くなってしまった」（2003年7月19日）
「底堅そうに見えたのと、日足で25日線に接触してきたために反発を期待して買い」（2003年7月23日）
とあるように先物の値動きや平均線でトレードする一方、
「古河電工やソフトバンクなど比較的マトモな銘柄が再度買い進まれる流れに」（2003年6月27日）
「ソフトバンクが切り返す動きなのを見てさっさと利食いました」（2003年7月16日）
というように主力の動きも意識しています。
また、
「225を始める前はもっと苦戦すると思ってたんですが、1週間やってみてけっこう勝てるなあ。うへへへ」（2003年6月27日）
と言っており、油断しているように見えます。
http://web.archive.org/web/20030713215948/http://speculations.zero-yen.com:80/portfolio.html
「単純に値ごろ感から」、「UFJHDを96,400円で2株購入」します。
投資期間は「1-2年程度のホールドを当初想定」（2003年4月21日）します。
「まーぶっちゃけ取り巻く状況についてなにも知らない」（同）と言っていますが、
4月30日に「銀行株暴騰の波にのってUFJもストップ高！」（2003年4月30日）となります。
このUFJのストップ高は3年続いたITバブル崩壊からイラク戦争開戦による下落トレンドの終わりを告げるものでした。
uoaちょうどいいタイミングでUFJに投資したことになります。
ただ翌5月1日もUFJはストップ高したため「短期的にポジションの調整を行ったほうがいい」（2003年5月1日）と決済し、すぐに買い直してはまた手じまいします。
「ちょっとバタついた取引になってしまいました」（同）と言っています。
「今日の取引はこの企画の根本を破壊してる気がしないでもない」（同）と言っており、長期投資ながら細かい取引をしてしまうことに困惑しています。
http://web.archive.org/web/20030806081422/http://www2.diary.ne.jp:80/user/126059/
日記には日々考えたことなどが書かれています。会社を設立しようと思っていること（2003年3月11日）、
マネージャパンと週刊現代から取材を受けたこと（2003年3月20日、25日、4月1日、雑誌については後述）、
株式評論家・北浜流一郎のサイトでuoaのサイトが紹介されたこと（2003年3月25日）、
信用2階建てをしたいが踏ん切りがつかないこと（2003年6月5日）等が書かれています。また、
と言っており、鉄火場好きらしい発言をしています。
http://web.archive.org/web/20030724171327/http://speculations.zero-yen.com:80/link.html
ほとんどのリンクが閉鎖されているのですが、かろうじて見ることができるものを張ります。
J COFFEEの株式投資日記（ミラーサイト）
http://jcoffee.g2s.biz/
鉄太郎の株式売買研究
http://www.tetukabu.com/index.htm
ぶつぶつ---河内屋の相場独り言---ぶつぶつ（※「今日、寄り付きで買う株、売る株」の後継サイト）
http://genbey.blog.fc2.com/
Green BLUE Southの修行日誌
http://fanblogs.jp/gblues/
プロフィールになります。
http://web.archive.org/web/20030411211623/http://speculations.zero-yen.com:80/profile.html
2002年8月3日の日記は当HPのTOPページに載っているものです。
運用成績です。
2002年12月に南野建設の取引で損失を出した以外はプラスです。
uoaがトレードを始めた2001年8月から億に達する2003年2月まで基本的には下落トレンドだった点も注目です
（日経平均の月足で陽線なのは2001年10月11月、2002年2月～5月11月、2003年2月）。
http://web.archive.org/web/20030411210003/http://speculations.zero-yen.com:80/investment.html
uoaの1億円達成はネットの常としてバーチャル扱いされます。
当時、資産を証明するやり方として寄付き前に見せ板をすると言うのがよくありました
（現在はそれをやるとまず東証から注意される）。
uoaは雑誌に掲載されることが決まり（次述）、それをきっかけに見せ板をやります。
uoaは雑誌から取材され、まず2003年3月20日発売のマネージャパン5月号に載ります。
マネージャパン2003年5月号P89
※クリックで別ウインドウ（タブ）が開きます。
「中・低位株をメーンに、板の流れを見ながら細かく利ザヤを稼ぐスタイルです。
日経新聞も読まないし、材料は関係ない。値動きが荒ければいいんです。
基本的に現物株中心かな」と言っており、
“1日に15往復程度の売買を行い、1億円以上動かすことも珍しくない”
と言うことです。
（遠藤四郎はゼロから30億円稼いだという有名個人投資家）
と言っています。次いで2003年3月31日発売の週刊現代4月12日号に載ります。
と言っています。週刊現代の方を見てみます。
週刊現代2003年4月12日号P214～P215
週刊現代2003年4月12日号P216～P217
「株式の売買は一日のうち多いときで10回、少ないときでも5～6回はします」
「1日でだいたい1億円ぐらい動かしている」
「いまだにチャートの見方もあまりわかっていません」
「最初のころよくやっていたのは、「ストップ安値買い」です」
「よく株価の目安に使われるPERにしても、参考にはなりません。株の適正価格は、いままさに市場で付けられている値段だから」
「板情報こそが成功へのツールなんですが、僕の企業秘密になります」
「僕が投資信条としているのは、以下の五つです。
①値動きの激しい中低位株を狙え
②下げ相場は現金で持つ
③逃げ足は早く、損切りをためらうな
④投資金額が大きくなったら、現金の感覚をなくす
⑤余裕資金でゲーム感覚」
と言っており、2chで語っていたことと同じになります。
uoaは資産が1億円に達し、マスメディアでも紹介され、順風満帆に見えたのですが、2003年8月11日、突如ホームページを閉鎖して姿をくらまします。
1億円に到達以後、ホームページでのコメントが中心になり、2chにはたまに雑談をしに来る程度になっていましたが、2chの投稿も途絶えます。
先物で大損した等の噂がありましたが、どれも推測に過ぎませんでした。
uoaのホームページは10数年たった今でも「死亡」の文字だけが残されています。
http://speculations.zero-yen.com/
2ch株板では2003年8月にuoaが姿を消すのと入れ替わるようにcisが爆発的に資産を増やし始めます。
cisはuoaの話題が出た時にこう言っています。
cisとuoaは2002年12月の忘年会で一度会っていますが、この時uoaはあまりトレードの話をしなかったため、cisは自分でuoaのやり方を勉強したようです。
cisは後々uoaの影響を指摘されると、はぐらかすか否定するかで、認めようとしませんが、
デイトレの中でも時間の短いスキャルピングをする点、ゲーム感覚でトレードする点、売り板を食っていく勢いや板の賑わいを見る点など、多くの共通点が見られます。
cisだけでなく金くれもuoaから得たものがあったといいます。
uoaの才能は誰もが認めるものです。
前述のようにuoaが2003年8月11日に姿を消すのと同時にcisが爆発的に資産を伸ばし始めます。
cisはそれ以前もお騒がせ男として株板では有名でしたが、知名度に実力がついていく形になります。
そして、2003年11月4日、cisはオフ会で びびり や すくる～じ とともに「2億円先生」と出会うことになります。
当初「2億円先生」はuoaだと思われていました。
「2億円先生」は2004年1月18日にBNFというコテハンを付けて登場します。
BNFは資産の多さもさることながら、理路整然としたトレード手法は多くの人に衝撃を与えました。
その後、株板はBNFを筆頭に、開眼したcis、cisに開眼するきっかけを与えたびびり、その他、金くれ、すくる～じなど、多くの才能が跳躍する時代へとなっていきます。
uoaの話題は時々出るものの、BNFやcisの存在感の前に影が薄くなっていきます。
そのような背景の中で2004年8月21日、cisのことをふざけて株板住人がからかっていたところ、
突如uoaを名乗る人物が現れます。偽物を疑う人もいましたがuoaについて細かい質問しても答えられることから本物であることが明らかになります。
HPを閉鎖したことについては
株以外で精神的につらいことがあったことと1億を達成したためと言うことです。
先物で大損したという噂に関しては、
と言っており、少し痛い目にあったようです。
株と先物の違いについては、
と言っています。
質問が矢継ぎ早に出ます。
ネットワーク系の会社に就職したこと、中長期の投資をしていること、不動産投資を考えていること、短期トレードは寄り成りでのトレードのみであること等を言っています。
uoaは新しいトリップを紹介して去っていきます。
次にuoaが株板に現れたのはおよそ一か月後でした。
まだ9月なのに忘年会の予定を確認しています。
びびりやすくる～じ等の旧知のコテハンに挨拶しておりコテハン復帰も近いと思われたのですが、また来なくなります。
一か月後の10月に現れた時はcisに忘年会を催促しています。
cisは幹事となって12月4日に忘年会を企画します。
uoaはこの忘年会に参加のメールを送っていたにもかかわらず、姿を見せませんでした。
最後にuoaが2chに投稿したのは2004年12月11日、びびりおんスレでした。
LOVEWHISKYの話が出た時です。
uoaは南野建設で損をしたときに、LOVEWHISKYの有料セミナーに参加することを考えていました。
結局セミナーに参加し、そこでしつこい勧誘にあったようです。
まだ学生だったuoaの若さと才能にLOVEWHISKYが目を付けたのではないでしょうか。
LOVEWHISKYのしつこい勧誘でuoaを傷つけたばかりでなく、uoaのトレード方法が後世に伝わることはなくなりました。
uoaは27億にまで資産を増やしており、この時点でBNFの資産が10億円、cisが2億円で二人の資産を足して倍にしてもuoaの資産の方が多くなります。
どのように増やしたかはLOVEWHISKYのせいで不明です。
uoaの最後の投稿は
以後uoaが2chに書き込むことはありませんでした。
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