uoaのトレード方法について@

ツイート
1.はじめに
2.「他の参加者がパニクってる・高揚しているとき」
3.「すまし顔で」
4.「抜いてく」
 4-1.日足チャート
 4-2.他の市場参加者の動き
 4-3.板を食っていく勢いを見ること
 4-4.急騰時は危険
 4-5.節目を意識すること
 4-6.手じまい
 4-7.ストップ安買い
 4-8.まとめ
5.忘年会
6.南野建設での損失
7.三井松島の戦い

<1.はじめに>

uoaは
ファンダ分析も出来なけりゃテクニカルの本の一冊も持ってない」(2002年1月18日)
と言っており
ザラバをしばらく見てるうちに、いくつか値動きのクセが分かってきた」(2002年5月16日)
と言うように我流でトレードを身に着けます。トレードは
基本的に即日手仕舞いですよ。一週間先の株価なんて分かりっこないですし」(2001年9月27日)
という短期トレードをします。

そして、そのトレードを評して自ら
火事場泥棒」(2002年12月30日)
ハイエナ系ヒキトレーダー」(2002年11月7日)
と言っており、その意味するところは
他の参加者がパニクってる・高揚しているときにすまし顔で抜いてくこと」(2003年1月3日)
になります。つまりuoaのトレードでは

・「他の参加者がパニクってる・高揚しているとき」
・「すまし顔で」
・「抜いてく」

この3点が重要になります。以下詳しく見ていきます。

<2.「他の参加者がパニクってる・高揚しているとき」>

「他の参加者がパニクってる・高揚しているとき」と言うようにuoaは鉄火場相場を得意にしており、ボラティリティの高い銘柄を好んでトレードします。


と言っており、さらに
べつに仕手株ばっかってわけでもないんですが、
 やっぱボラと流動性を見るとそのときそのときに賑わってる、材料株や仕手株をいじることも多くなりますね。
 なので銘柄は、単純に賑わってるやつで
」(2003年3月8日)
と言っており、仕手株を中心に低位株や材料株などの賑わっている銘柄をトレードします。

銘柄選びに関しては
常時監視数銘柄+各種ランキングから拾ってきます」(2001年10月19日)
適当にランキングから拾ってきてます」(2003年2月11日)
と言っており、監視銘柄やランキングから見つけてきます。

ランキングに関しては
出来高も増えてきたし、動きそう」(2001年10月3日)
今日は出来高・日中足からも、新高値を取ってくるかな?」(2001年10月25日)
商い増に期待した」(2002年11月6日)
これらの投稿から出来高ランキングを重視しており、そのほか値上がり率ランキングや日中足の動きも見ているようです。出来高を重視するのは
あれだけの出来高がありながら垂れたのは痛い」(2001年10月4日)
と言っており、逆に言えば出来高があるのは下落しにくいという考えがあるようです。

<3.「すまし顔で」>

短期売買は特に心理的駆け引きという側面が強い」(2002年5月16日)
と言っており、
ベースとして「心理面で優位に立てれば勝てる」という考えがあります」(2002年12月31日)
株に限らず、熱くなったら負け」(2001年10月8日)
と言っており、冷静に「すまし顔で」トレードすることが重要と言っています。

冷静さを保つため
「証券口座の数字を金と思わない」積極的に投機的な売買を行っていることもありますが、
 ゲームのスコアくらいの意識のほうが余計な欲や恐怖心を制御しやすいです
」(2002年5月14日)

ゲーム感覚です。2Dの世界です。パソコン閉じれば終わり。努めて意識をそうもっていってます。
 はっきしいって現金を感じるとこのゲームはやりにくくなるのです
」(2003年1月3日)

ある意味自己暗示?で現金のイメージを極力消すことにしたわけです。
 よほどのお金持ちでなければ無理だろうとのことでしたけれど、そうですね、私もいったん社会に出てリアルにお金に接していたら無理だったかもしれませんが、
 幸い学生時分から始めましたのでうまくいってます
」(2003年1月4日)
と言うように自己暗示によってゲーム感覚を身に着けました。

そして、
例えば数百万損した翌日でも、同じ銘柄で平気で数十万を取りにいきます」(2003年2月11日)
と言うドライなトレードをします。

<4.「抜いてく」>

「抜いてく」というのは、出し抜いて利益を上げるという意味でしょう。
出し抜くというのはデジタル大辞泉によれば、"他人のすきに乗じたり、あざむいたりして、自分が先に事をなす"という意味です。
この言葉の通り、uoaは他のトレーダーがひるんでいる隙に、素早くエントリーし、後から遅れてきた人に売りつけて利益を上げるスタイルになります。

概要を言えば、ランキングから賑わっている銘柄を選び、日足チャートでおおよその位置を確認した後、 貸借残や板の出方、同業の銘柄の動きから市場参加者の動きを推測します。
そして、節目を意識しつつ、売り板を食っていく勢いに乗る形でエントリーし、遅れてきた人に買い上げてもらいます。
勢いが無くなったら手じまいします。

以下、詳細に見ていきます。

4-1.日足チャート

出来高ランキング等で賑わっている銘柄をピックアップしますが、日足チャートに関しては、



と言うように日足チャートはほとんど見ません。


と言うように板を重視しており、日足チャートはおおよその位置を確認するのみです。

4-2.他の市場参加者の動き

uoaは日足チャートでおおよその位置を確認したら、他の市場参加者の動きを推測します。
前述のようにuoaにとってトレードは「駆け引き」ですので、他の市場参加者の動きを 常に注意します。

他の市場参加者の動きの何を読むかというのは、

と言うように「足の遅い資金」がいるかどうか、つまり自分の次に買う人がいるかどうかになります。

まず貸借残になります。


と言っており、買い残(融資残)や売り残(貸株残)の動きを確認しています。
(空売りの)「買い戻し進んでいるっぽいんですよね。明日の前場でとっとと逃げるつもり
と言うように、空売りの買戻しが入ったら、次に買う人はいないという判断です。

板の出方からも他の市場参加者の動きを読み取ります。


と言っており、売り板が出るかどうかや厚さを見ています。
売り板が出なければ買いが入りやすく、厚い売り板が出れば買いが入りにくいという判断です。

同セクターの銘柄の動きからも他の市場参加者の動きを読みます。
(三井住友銀行を)

(ストップはストップ高のこと)
と言っており、みずほのストップ高の板を食い始めたのを見て、三井住友も買われると判断しています。

4-3.板を食っていく勢いを見ること

貸借残や板の出方、同業の銘柄の動きで、他の市場参加者が後に控えているか推測したら、具体的にエントリーをしていきます。
エントリーをするタイミングは基本的に売り板が勢いよく食われ始めたらになります。

と言っています。前述の厚い売り板が出た場合も

というように厚い売り板が食われていった場合は強いと見ます。

特に



というように大きな玉で買われることに注目しています。

買いが入り始めてから買うため、(賑わってない銘柄に)
先回りして仕込んどくようなことはほとんどしない」(2003年3月8日)
というように、動意づく前に仕込むことはありません。

4-4.急騰時は危険

売り板を勢いよく食い始めたらエントリーするわけですが、
急騰時に買うのが一番危険ですね」(2002年1月28日)
と言うように、やみくもに勢いに乗ればいいというものではありません。

前述のように、足の遅い資金は「駆け引き」に敗れた「カモ」であり、


(あぼーんは消える、死亡するという意味のスラング)


と言うように、新聞を見てから買う人やS高の次に買う人は「カモ」になります。

急騰時には

と言っており、次述のように節目まで押しを待ってエントリーします。

4-5.節目を意識すること

uoaは、なぜ先物取引をしないのかと問われ、

と言っており、チャートや株価の節目を意識しているのが分かります。
特に


と言うように移動平均線とvwapを意識してトレードします。

その他、意識される節目として

と言うように半値戻し、

と言う1/3押し、2/3押し、

と言う切りのいい株価が意識される節目になります。

また、押し目買いだけでなく、

と言うようにブレイク買いの目安にすることもあります(「買い戻した」は買いを手じまったのに再度買ったという意味)。

4-6.手じまい

手じまいの基準として
(富士紡を)

というように大きな売りが出たり、
(長谷工)

というように後から買いが付いてこない場合になります。

損切りに関しても

と言っています。具体的に「やばい」と思うときは

と言っており、賑わいが無くなってきたら「やばい」ということです。
また、トレードは「駆け引き」でやりますが、ロスカットだけは「最大5%以内」と一律に決めています。

大口売りが出る場合も、買いが付いてこない場合も、賑わいが無くなる場合も、エントリーする基準の逆になります。
つまり、エントリーした根拠が否定されたときに手じまうと考えていいのではないでしょうか。


4-7.ストップ安買い


と言うようにS安からのリバウンド取りを得意としていました。

そのことに関して2004年に

と言っています。

びびりの発言は見つからないのですが、uoaが住倉を取引した際、

と言っており、ストップ安(住倉で言えば1円)で買われた株数が2円の売り板に出るかどうかを見ていたと考えてよさそうです。

4-8.まとめ

他の参加者がパニクってる・高揚しているときにすまし顔で抜いてくこと」(2003年1月3日)というトレードをするには、

・銘柄は出来高ランキングや値上がり率ランキングの中からにぎわっているものを選ぶ。
・ゲーム感覚でトレードし、精神的に優位に立てれば勝てる。
・日足チャートでおおよその株価の位置をつかんでから板を見てトレードする。
・貸借残や板の出方、同業の銘柄の動きから、自分の次に買う人がいるかを推測する。
・売り板を食っていく勢いや、大きな買い玉に乗る形でエントリーする。
・足の遅い資金がカモであり、急騰時に買うのは危険。
・節目を意識し、急騰時には、移動平均線やvwap、切りのいい株価などで押し目買いをする。
・大きな売り玉が降ってきたり、買いが付いてこなかったり、全体の賑わいが無くなったら手仕舞う。
・ストップ安買いでは買われた枚数が売り板に出るかを注目する。

となり、そして、これらのトレードで勝つには、

と言っています。

<5.忘年会>

uoaは2002年12月14日にcisが開いた忘年会に参加します。当時名無しだった、びびり や すくる〜じ も参加しました。


uoaとcisがどのような話をしたか不明ですが、すくる〜じによると
「uoaタンはキャバ逝きたがってたな」(2003年6月18日)
ということで、トレードに関しては
(cisとは)

ということです。uoaはあまりトレードの話はせず、びびりが中心になって話をしたようです。


<6.南野建設での損失>

uoaは2002年12月16日、南野建設(1783現アジアゲートHD)で大きな損失を出します。
南野建設日足チャート




※じーまは「マジ」のこと



当時8千万程度の資産だったuoaは2日で600万以上の大損を出し、売買システムが崩壊したと言っています。よほど追い詰められたのか

(ゲーム感覚でも)



http://www.lovewhisky.com/tips/index.html
一部抜粋


uoaは、LOVEWHISKYのセミナーに入門しようか検討中と言うことです。
LOVEWHISKY(石橋明佳、石橋明日香)は当時デイトレで成功した主婦として有名な人物で有料セミナーなどをしていました。

しかし、地合が好転したためuoaはすぐに調子を取り戻します。


と言っています。

なお、この時の南野建設の下落は第三者割当増資によるものだったらしく、後に取材された週刊現代(後述)で
昨年末に一日で500万円損したことがあります。
ある銘柄の値が下がり始めたので買ったんですが、単に第三者者割当増資で株価が下がっただけでした。
その後なかなか値上がりしなかった。企業情報を知らなかったばかりに、損したのです

と言っています。

<7.三井松島の戦い>

uoaが資産を1億円に乗せた2003年2月5〜6日の三井松島のトレードを見ていきます。
当時2ch株板で勝ち組トレーダーだったuoaが買い、潜伏員Aが空売りのポジションを取ったため三井松島の戦いと言われることがあります。




と言うように出来高急増によってuoaは三井松島に目を付けます。
「あせらず取組期待」というように当初はポジションを取らず様子見をするつもりでした。


と言うように買い玉と売り玉が交錯しながら上昇していきます。

上昇は119〜121円で膠着します。

と言っておりuoaは罠とみています。名無しも誘いと言っています。
おそらく120円の売り板が充分厚くなったら買いが入るという形だったのではないでしょうか。

一方で後場になり

潜伏員Aをはじめ空売りをかける人が出てきます。


潜伏員Aは分散してポジションを構築します。uoaは


と言っています。

潜伏員Aが仕込み終わったあたりから動きに変化が出ます。

と言うように動きが無くなって売り板が厚くなってきます。

そして、上値を食い始めます。
(上昇が)

という声が上がっています。

さらに

とあるように見せ板のような厚い売り板を食って上昇したようです。

潜伏員Aは

と言っています。

この三井松島の戦いには後に推定20億円以上を稼ぐ金くれも参加しており、

と言っています。

この日(2月5日)は126円で引けます。
潜伏員Aは

と言っており、含み損のまま持ち越します。

uoaは夜中に

と言っており、信用買いを入れます。
おそらく14時に121円をブレイクして上値を食い始めたところでポジションを取ったのではないでしょうか。
uoaはスターゼンで逆日歩を取ったこともあり(2002年3月4日)、逆日歩狙いもあったようです。

大引け後、売り禁になるとともに逆日歩が最大4倍になります。売り禁になると空売りができないため大きく上昇することがあります。


この当時の過去の品貸料率4倍適用は次の日ストップ高することが多かったです(信用倍率は品貸料率の間違い)。


貸借残では空売りが大きく増えます。uoaは上昇トレンドの空売り増は買戻しによる上昇要因と捉えています。


名無しで

と言っている人もいます。

2月6日。


逆日歩は祝日があるため1日多くなります。
寄り付きは大きくギャップアップして140円(前日比+14円)で始まります。始まってすぐ下落したらしく

と悲鳴が聞こえます。

uoaはうまく寄り付き値より高いところで決済します。

金くれも

と言うように決済して様子見します。

潜伏員Aは

とuoaのトレードを褒める一方で買いを控えるように哀願しますが、uoaは

とすぐ140円で買い直します。

その後uoaの読み通り株価は上昇に転じます。

と言っています。


株価は150円に行きます。

勢いよく上がっていく中でuoaは半分決済します。
前述のように「一気に落ちてもおかしくないとは思う」とuoaはこの上昇を警戒しており、これはおそらく、
前日に比べ出来高が減っていたためか、この上昇を単なる空売りの買戻しによるものとみていたためではないでしょうか。


名無しからも潜伏員Aは心配されています。

株価は160円を越えます。



潜伏員Aが嘆いているときにuoaは素早く163円で利益確定します。


10時08分(推定)、株価はついにストップ高176円に到達します。


ストップ高を付けると今度は下落に転じます。


潜伏員Aはよりによってストップ高で空売りを買戻します。


cisはこの当時まだ曲げ師の代名詞的存在でした。潜伏員Aがこの時空売りを損切ったのは

と言っています。

uoaは潜伏員Aの行動に

と驚きつつ

と押し目を待ちます(きぼんぬは希望する)。


株価は急速に下がっていきます。


と言っています。uoaは

と言っています。



潜伏員は逆日歩入れて資産の46.5%を失いました。


と打ちひしがれています。

uoaは

と言っており、おそらくストップ高から落ちて深押ししたところを買ったようですが、これは後場寄りで損切ったようです。
後場寄り前に名無しが

と言っており、参加者が減ったとみて「美味しいとこは過ぎた」と判断したのではないでしょうか。

大引け後、潜伏員Aは

と言っています。

なお、この日の貸借は

になり、貸株(空売り)が大きく減っていますので買戻しによる上昇だったことが分かります。

uoaはこの三井松島のトレードでついに1億に到達します(ホームページについては後述)。

1億円達成以降、uoaは2chには雑談をたまにしに来る程度になり、ホームページの記述が活動記録になってきます。

一方、潜伏員Aは後日

と言っています。


ツイート
cis伝HOMEuoa伝TOP>uoaのトレード方法について@> uoaのトレード方法についてAuoaのトレード方法についてB